CSVデータをSPSSに取り込んでみよう
【事前準備】
列の項目名は大文字やハイフンが読めなかったことが昔のバージョンではあったかも、との話だったので、念のため小文字とアンダーバーにした方がいいかも。
例)× Q-1 ○ q_1
データの一番左の列にNOを入れた方が、あとあと何番のだったっけ?と見やすいので、入れておく。
元データがExcelの場合は、csvにした方がよい。(項目名を結合していたりする人がいるし^^; CSVならそんなこともできないので。)
【SPSSへのインポート】
SPSSを起動します。
別のファイルを開く、をクリックします。
ファイルの種類を「すべてのファイル」にして、読み込みたいCSVファイル名をクリックして開くをクリックします。
テキストインポートウィザードが開くので、
テキストファイルは定義済みの形式に一致しますか?は「いいえ」にして、次へ、をクリック
ファイルの先頭に変数名を含んでいますか?は、「はい」にして、次へ、をクリック。
変数ビューをクリックすると、自動で尺度にはスケールや名義が入っているが、違っている場合は変更する。
「値」はインポート時はすべて「なし」になっているので、ここを
例えばアンケートで
1 全くなかった 2 あまりなかった 3 ときどきあった 4 頻繁にあった
が回答として設定していたとするならば、
値ラベルの
値:1
ラベル:1.全くなかった
として追加をクリック、同様に4まで追加する。
これで項目名が分かりやすくなる。
これをする理由は、値に説明がないとクロス集計した時に項目名が1 2 3 4 と数字で表示されているのみになり、
何を表しているのか、ぱっと見て分からないため。
この値の設定は同じ回答、例えば設問1~10の回答がすべて
1 全くなかった 2 あまりなかった 3 ときどきあった 4 頻繁にあった
ならば
設問1の値ラベルだけ
値ラベルの
値:1
ラベル:1.全くなかった
として追加をクリック、同様に4まで追加する。
の作業をして、設問1の値ラベルをコピーし、
設問2~10の値ラベルを複数選択してからペーストすると、一気に値の設定ができる。
分析→記述統計(記述統計で、平均や偏差値を出す)→度数分布表を選択
例えばインポートしたデータのうち、女性のデータについてのみ見たい、という場合は
データ→ケースの選択
IF条件が満たされるケース を選択し、
IFをクリック
→左の項目名のところで性別をWクリックし、=2(この場合、1:男性 2:女性 としていたとする
すると男性のデータのところには斜め線が表示され、対象外となったことが分かる。
とりあえず、初心者はまずは分析→記述統計→クロス集計表と度数分布表の2個をマスターすることがオススメ。
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